伊王島の交通は、2011年3月27日の伊王島大橋が開通するまでは長崎汽船の高速船「コバルトクイーン」、長崎市と長崎バスのコミュニティーバスが主流でした。（2011年4月現在は長崎バスが伊王島⇔茂里町ココウォーク間を一日3便運行中）
その他、車両を運ぶ場合は、車両運搬用のフェリーがありましたが、完全予約制になっていて、新車購入時や車検など時には、このフェリーの代金も含まれる為、割高でした。
しかし、伊王島大橋が開通した当初は県内や県外から車で訪れる人が増え、週末は渋滞が起きていました。また、連絡船のコバルトクイーンも2011年度は現行のダイヤで運航し、2012年度は縮小されましたが、島民などが不便という事でダイヤが元に戻るということもあり、陸続きになっても高速船が交通の要になっている様子が伺えます。
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・船名 ：コバルトクイーン１号・2号
・総トン数：１７９トン
・航海速力：２８ノット
・旅客定員：２６８名
・全長３３．２５ｍ
・全幅８．０ｍ
・船会社 ：長崎汽船（株）
・航路 ：長崎～伊王島～高島
・「コバルトクイーン2号」と2隻で運行しています。
・料金：大人670円 小人340円（2017年5月現在）
人が伊王島へ渡るには「コバルトクイーン」を利用しますが、荷物を運ぶ場合は、この「昭栄丸」を使います。
伊王島の人たちにとっては、いわば、海の宅急便とでも言える様な存在です。事実、佐川急便の宅配の取り扱いもしています。（2011年4月伊王島大橋架橋によって廃業）
伊王島へ車両を運ぶ場合は、車両運搬船「第88千代丸」を利用します。
長崎市香焼町の本村岸壁より出航、距離から換算すると日本一高いカーフェリーだとの評判です。不定期（完全予約制）時間もかなりアバウト。
（2011年4月の伊王島大橋架橋に伴い、伊王島行きは無くなりました。高島行きのみ運航）
（※2012年末全航路運航停止）
救急船「伊王島丸」
伊王島には病院が無く、診療所が一軒あるのみです。
通常の診療は、この診療所でまかなえますが、特別な施術が必要な場合は、行政センターの手配でこの船が救急車代わりになります。（2011年架橋に伴い運行停止）
伊王島島内の交通手段は、コミュニティーバスが観光地と公営住宅など、住民や観光客の利便性を考えた路線で運行しています。
コミュニティーバスは、事業主体は長崎市ですが、長崎バスが運行する地域の住民の足を確保するのが目的です。
コミュニティーバス伊王島線は、どこまで乗っても100円という低運賃に設定されています。（子供運賃50円）
アイランド長崎（i+Land nagasaki）⇔長崎駅前間を一日10便往復している送迎用の無料バスです。
ホテルを利用する場合は、無料です。（要予約）
伊王島のターミナル⇔アイランド長崎（i+Land nagasaki）間、ホテル本館⇔別館、ふれあい駐車場⇔本館間の送迎用バスです。（通称「白バス」）
ホテルを利用する場合は、無料です。
夏場は、海水浴場までの送迎にも利用されています。
伊王島では、ホテルやターミナル、ターミナル付近の商店などで、レンタサイクルを貸し出しています。
海水浴場や近所を回るのであれば便利ですが、伊王島灯台などを見学するのには長い坂があるので、電動アシスト自転車がおすすめです。（日の出から日没まで）
アイランド長崎（i+Land nagasaki）
