伊王島灯台

伊王島観光案内

伊王島の観光

伊王島観光資源としては、馬込教会(沖之島天主堂)や、伊王島灯台、伊王島灯台記念館などがあります。
キリシタンの里としても有名な島で、住民の半数以上がカトリック信者という事で、守り続けた信仰の証が感じられます。

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馬込教会(沖之島教会)

「馬込教会」は別名「沖之島天主堂(沖ノ島)」とも呼ばれ、昭和6年(1931)に建立されたゴシック様式の天主堂です。最初の教会は明治23年(1890)に建てられましたが、台風や落雷などで被害を被り改修不可能となったため建て直されたものです。
■入場無料
■開館時間10:00~12:00 15:00~17:00(土日祝のみ)
■ライトアップの時間18:00~22:00
■電話095-898-2054

伊王島灯台

「伊王島灯台」は、慶応2年(1866)に米・英・仏・蘭の4カ国と締結した江戸条約によって全国8ヶ所に設置されたもののひとつで、明治3年6月、日本で一番古い鉄造洋式灯台です。
昭和20年の長崎原爆で、被害を受け改修されましたが、ドーム型の天井は当時のままの物が使われています。

灯台記念館(伊王島灯台旧吏員退息所)

「灯台記念館」は、「伊王島灯台旧吏員退息所(いおうじまとうだいきゅうりいんたいそくしょ)」というのが正式名称です。いわゆる灯台守の官舎です。

この建物は、コンクリート一部木造の洋館建てで,無筋コンクリート造りと日本でも一番古い部類に入るようで、歴史的にも貴重な遺産となっています。
現在は、当時灯台で使っていた道具などを展示しています。
■見学無料 
■開館時間9:00~17:00 
■休館日月曜日 ■電話095-898-2011

■大明寺教会

「大明寺教会」の最初の建物は、明治13年(1880)に建てられた明治期の教会堂としては貴重なものでしたが、老朽化の為解体され愛知県の明治村に移築されています。(大明寺聖パウロ教会堂)

現在の建物は、昭和48年(1973)に建てられたものです。

■曹洞宗蓮台山「円通寺」

元文4年(1739)深堀菩提寺第12代桃龍玄浪大和尚により創建。
京都の仁和寺の跡継ぎとして生まれた俊寛が、平清盛より伊王島に流刑され、この島で亡くなり、その俊寛を祀った長福寺を吸収した円通寺が俊寛にまつわる版画や像などを保管している。

■俊寛僧都(しゅんかんぞうず)の墓碑

「俊寛僧都(しゅんかんぞうず)の墓碑」
天保14年(1843)の台風で二つに折れたものを、弘化2年(1845)に再建された俊寛の墓碑。市指定有形文化財。

■伊王島大橋(2010年9月25日)

Dブロック(中央部)の取り付け。

伊王島大橋架橋の利点と欠点

■橋が架かる事による利点

伊王島大橋が架けられることによる最大の利点は、運搬に掛かるコストが減らされることによる物価の安定だと言えます。伊王島に限らず、離島の場合、生鮮食料品や日用品など毎日船で運ばれて来ます。その為、「島値段」と言う運搬費込みの価格が存在します。多少値段が高くても自分で定期船で買いに行く思いをすれば仕方ないと諦めて皆生活しています。

橋が架かると、市内の問屋やメーカーなどは直接配達してくれるでしょうし、自分で購入したものでも「無料配送」の地域に含まれる場合が多くなると思います。

また、急病の場合、現在は救急艇の「伊王島丸」を要請して市内の病院へ搬送されていましたが、タクシーや自家用車などの車を使って真夜中でも救急病院へ行くことが出来ますので、老人や小さな子供のいる家庭にはあり難いことだと思います。

■橋が架かる事による欠点

橋が架かる事による最大の欠点は、豊かな自然環境が壊されることだと思います。

伊王島町は長崎市内から一番近いリゾートの島としてその自然を満喫する目的で来島する人も多く、自家用車で簡単に訪れる事が出来るようになると沢山の車が行き来して排気ガスも多くなり、来訪者が持ち込んだ弁当や食べ物などのゴミなど不法投棄も増えるでしょう。

また、現在定期船で市内に通勤している人にとっては、定期船の便数の減少も考えられます。現在は長崎汽船のコバルトクイーンによる一日11便の運航がありますが、利用が少ない時間帯の便数は確実に減少する事でしょう。高島までの定期船の運航はありますので、最悪全廃と言うことは考えられません。

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